ご挨拶
第14回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム開催にあたって
この度、第14回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウムを2020年10月31日(土)・11月1日(日)の2日間、岡山大学津島キャンパス 創立五十周年記念館にて開催を予定しておりましたが、昨今のCOVID-19の影響で、会期と開催方法を変更し、会期を2020年11月28日(土) ライブ配信、2020年11月29日(日)~12月7日(月) ウェブ(オンデマンド)配信とし、ウェブ開催とさせていただくことになりました。本シンポジウムは、次世代の医療薬科学の発展を担う若手研究者の育成を目的として、日本薬学会医療薬科学部会が主催するシンポジウムとしてスタートしました。第4回シンポジウム以降は、医療薬科学部会の若手世話人が実行委員長と副実行委員長を務め、若手が中心となって企画ならびに運営が行われてきました。
今回のシンポジウムは、『基礎と臨床の融和によるメディカル・イノベーションの創出』をメインテーマとさせていただきました。「臨床」(患者貢献、医療の発展)を見据えた「基礎研究」および「臨床研究」を行い、研究から新たな知見を見出し、共有することで、新たな価値を創出し、未来の医療のさらなる発展へとつなげていきたいという決意をこめています。今回のシンポジウムが、医療薬科学領域における研究者の議論の場となり、活発な議論を重ね、協力関係を構築し、さらなる医療薬科学研究の発展につなげる場となれば幸いです。
次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウムの趣旨は、旧来の研究領域の枠組みにとらわれず、医療薬科学を志す若手研究者が一堂に会し、研究内容はもとより医療薬科学の将来の方向性についても議論できることです。オンラインではございますが、ライブ配信による質疑応答も企画しておりますので、学部生・大学院生・ポスドク・教員・薬剤師等と幅広い方に応募していただき、活発な議論を交わすことができる場となればと思います。
多くの方々が本シンポジウムにご参加いただけますことを心よりお待ちしています。
実行委員長:神崎 浩孝(岡山大学病院・薬剤部・人工知能応用メディカルイノベーション創造部門)
副実行委員長:座間味 義人(徳島大学病院・薬剤部)